入野の古社「加茂神社」

黒潮町の加茂神社は入野浜風景林の中にあり、宿毛市平田の高知座神社、土佐清水市下ノ加江の伊豆田神社と共に、幡多三古社の一つに数えられている。両部鳥居をくぐると１５０メートル続く並木が見事で、木漏れ日が気持ちの良い参道である。拝殿前の鳥居の側に小さくて可愛い狛犬がいる。拝殿・本殿ともに新しく、特に本殿の流造が美しく素晴らしい。

入野松原の「潮風のキルト展」

黒潮町入野の砂浜沿いに、クロマツの防風保安林が４kmにわたって続いている。松林の中に広大なラッキョウ畑が広がり、ラッキョウの花が咲く頃にキルト展（パッチワークキルトのコンテスト）が開かれる。春の「Tシャツアート展」と共に、秋の「潮風のキルト展」も入野の浜の美術展として定着し、県内外から大勢の観覧者が訪れている。

黒潮町のビッグウェーブ

台風１２号の波が黒潮町の海岸に押し寄せていた。これほどの大きな波は、台風が来ないとなかなか見ることはできない。入野の浜には、いつも大勢のサーファーが県内外から集まってサーフィンを楽しんでいるが、さすがにこの日は数名のサーファーしかいなかった。

入野の浜のTシャツアート展

黒潮町入野の浜で、今年で２３回目になるTシャツアート展が開催されていた。松原の緑と海の青の中に、オーガニックホワイトの７３０枚のTシャツが潮風にゆれているのは、見ていて気持ちが良い。浜昼顔の淡いピンクの花もTシャツに良く似合っている。入野の浜の展示が終わると、モンゴルの草原とハワイのワイキキビーチで、Tシャツが風に舞うそうだ。